give and give
2019年04月10日

大きめの組織同士で仕事をしているとあんまり気にするシーンって多くないのかもしれませんが、個人とか小さい組織で仕事をしていると 何やねんコイツと思うことがあります。

クレクレ君です。

即ちお仕事クレクレ君です。 何かあったらください!みたいな。 僕はお仕事クレクレ君が苦手というか嫌いというか、そもそも何をあげたら良いかわからないというか。

仕事をしていると「あ、これ◯◯さんにお願いしよう」と思うことってあると思うんです。 何故◯◯さんが思い浮かぶかと言うと、◯◯さんがそれと同じようなことをやってくれたからなんですよね。 猫の手も借りたいぐらいに忙しい時はどうだかわかりませんが、プログラミングの仕事をお願いするならプログラミングが得意な人、イラストの仕事を依頼するならイラストが得意な人にお願いします。 その時、だからと言って誰でも良いかと言えばそんなワケはなく、以前一緒に仕事をした人、その中でとりわけ良いと思った人(めっちゃクオリティが高かった、仕事が早かった、相性が良かった)を選ぶと思うんです。 つまり自分にとってプラスになった人です。 「もうあの人には頼まん!」もあれば「またお願いしたい!」ということもあります。それです。

もう一つは関係性です。 僕らは結局のところ人間なんで、仲の良い人と仲の悪い人だったら、仲の良い人に幸せになってもらいたいワケです。 お仕事ください!っていうのは即ちお仕事ください!そしてお金を払ってください!さらにはそれを僕の実績としてうたわせてください!ということなんで、良い案件であればあるほど、受けた側はハッピーなんです。 上の相性が良かったとやや似ていますが、僕は例えば簡単なプログラムの仕事なら、仲の良いエンジニアに言い値でぶん投げちゃったりします。 働かずして富と名声を手に入れられたらそれが最強にお得なのかもしれませんが、そんなことはまあないワケで、じゃあ誰に得をしてもらいたいかと聞かれれば、やはり僕は僕の愛すべき仲間たちに得をしてもらいたい。

つまり総じて実績の有無と言い換えてしまいますが、要は発注する側は、発注する先に対して何らかのポジティブな想いがあって初めて「じゃあお願いしますね」となります。 まあ普通にそうですよね。 モノを買う時にデザインや値段、思い入れのあるブランド、友達が働いているから、色んな観点があると思いますが、良いと感じるから買う。 これは普通の話です。

しかしクレクレ君です。 おぞましきクレクレ君たちは、そういったモノがなのにクレクレ言うんです。

はじめまして。あ、そんなお仕事されてるんですね!じゃあ何かあったらください!

……? だれ?ってなる。 あなたのこともよく知らないし、あなたがどんな能力の持ち主なのかも知らないし、どんなことが好きなのかも知らないし、もしかしたら僕とは最悪に馬があわないかもしれないし、本当に達成できるのかもわからない。 何かあったらくださいって言うけど、何かって何?

めちゃくちゃ優しい人なら「今までどんなことをされてきたんですか?」とか聞くんでしょうけど(僕も聞いちゃうんですが) いやでも、こんな売り込み下手な人に仕事任せられなくない?と。 売り込みが下手な人って気が回らない人だと思うんですよ。 自分の言いたいことだけを言う、相手のことを考えられない人。 逆に売り込みが上手い人は、相手が何を欲しているのか?何を考えているのか?何に困っているのか?が考えられる、気遣い上手な人なんです。 他人に気を遣えない人って僕的には一番信用できなくて、つまり仲間になりたくなくて、つまり別に幸せになってほしいと思わない。

そんなクレクレ君なのですが、やはり世の中にはクレクレ君が蔓延っています。 自分が得をすることしか考えられないクレクレの者たち。 そんな彼らに僕は言いたい。

まずはgiveだろ。と。

give and takeと言いますが正にその通りで、世の中は大きなサイクルで相互扶助になっていると思います。 というかそうじゃないと一生搾取され続ける人たちが一定層存在してしまうことになるんですが、そうじゃない世界であってほしいし、他者から奪おうとするだけの者はいずれ淘汰されます。

クレクレ君ですが、クレクレ君が幸せになるべくやるべきことは、ひたすらgiveなんです。 giveをばら撒けと。 giveしまくっていたら、そのうちクレクレ言わずとも勝手にgiveされまくるのです。 本当に。

ただ注意すべきなのは、良いばら撒きをしましょうということです。 無限にばら撒けるワケでは当然ないと思うので、限りある資源は有効に使わなければならない。 となると誰にgiveするのか? それはgiveしてくれる人です。 今すぐ返ってくるかもしれないし来年かもしれない、5年後かもしれないが、giveしてくれる人にgiveするのです。 相手も同じ様に考えているので、じゃあ彼や彼女にgiveしよう、と考えてくれます。 逆にtakeばっかりしようとする人には何も与える必要はありません。 ただただ単純に損するだけだからです。

変な言い方ですが、giveの物々交換が成されている状態を目指すんです。 するとクレクレ君はわざわざクレクレ言わずとも、勝手にgiveで満たされていくわけです。

面倒くさいと思うかもしれませんが、与えるのって実はめっちゃ楽なんですよ。与えるだけなので。 でも受け取るには責任が伴う。タダで受け取ると信用がすり減って、最終的には何も得られなくなる。だから無闇矢鱈に受け取ろうとする人は浅はかなんです。 そしてそんな浅はかな人には何も与えたくない、と考えるのがgiveできるものを多く持つ人たちです。 この人たちは賢い人たちです。賢いゆえに多くのものを手に入れて、そしてそれを誰かに与えようとします。 賢い人たちは愚かな人とは関わりたくないんです。時間がもったいないから。だからgiveもしたくない。

giveしなされと言いましたが、何をgiveするのか、できるのかは人それぞれです。 まずはあなたの情報でも良いかもしれないし、それに魅力を感じてもらえるかもしれない。

ただ一つ言えるのは、何も差し出さずに得られるものに、たいした価値は無いということです。

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